稲積水中鍾乳洞・宮崎ダイビング サービスステーション kanaloa 

稲積水中鍾乳洞、宮崎でのダイビングを中心に全てのスキューバダイビングシステムの紹介

稲積水中鍾乳洞ダイビング・Underwater cave

  稲積水中鍾乳洞ダイビング・Underwater cave Diving,紹介

 

History
稲積水中鍾乳洞は3億年前の古生代に形成されたと考えられております。約8万5千年前、熊本県阿蘇山の噴火によりこの鍾乳洞は水に埋もれしまいます。
その後 江戸時代には鍾乳洞の存在だけは知られていましたが、誰も見ることはありませんでした。
白山川で遊んでいた子どもたちが水のなかに穴を見つけたのが、鍾乳洞の入り口です。1976 年にはダイバーによる潜水調査が始まり、
国内で一番長い約1,000 メートルの水中鍾乳洞が確認されました。2014年1月に行った潜水調査では水中鍾乳洞全体の測量と、
本洞最奥部の調査結果が報告され、新たに800メートルもの鍾乳洞が見つかり全長は約1kmになりました。
その後2014年2月新道が発見され2016年新道約100M先に空洞を発見、2019年5月26日新洞を更に奥へ約30m水深は46mに達した。
稲積の最大水深は本洞最奥部手前の44mと思われていたが今回46mであることが証明された。現在も調査は続き現時点で国内最長の水中鍾乳洞です。

 

 


  Inazumi Cave diving system・稲積洞窟ダイビングシステム

History of inazumi cave diving

2014年1月

第一次.稲積水中鍾乳洞.最奥部調査

2014.1.19/数十年行われていなかった稲積水中鍾乳洞の水中調査を今回、開世通商様のご理解を得る事ができ一回目の調査を3日間に渡り実施した。最新のシステムを用いた調査で初日より過去の調査で解明されていた地点を更に30mほど伸ばすことができた。
2014年2月

第二次.稲積水中鍾乳洞.最奥部調査

2014.2.23/第二次調査を翌月4名にて3日間実施した。雨の影響で前回に比べ水質が悪く最奥部を更に伸ばすことはできなかったが、次元の淵より約100mほど進んだ所に枝分かれした水流の強い洞を発見。更にその洞を100mほど進むことだ出来た。
2016年4月

第三次.稲積水中鍾乳洞.新洞調査

2016.4.24/今回は新洞を主に3日間、3名にて実施。前回最終地点から更に奥へ20mほど進むことができた。
2016年6月

稲積水中鍾乳洞一般開放に向け協議、組織結成

2016.6/稲積水中鍾乳洞、一般ダイビングエリアとしての解放に向け、組織結成。 1~2ヶ月毎に会合。
2019年2月

一般開放に向け水中整備開始

2019.2.10/過去のライン張替え、カヴァーンライン設置、立ち入り禁止区域設定等。
2019年2月

第四次.稲積水中鍾乳洞.新洞調査

2019.2.13/水中整備終了後PM19:00より調査開始。2016年の調査後の地震などの影響とみられる地形の変動が確認された。上層へ伸びていると思われていた新洞だったが深く下へと延びていた。今回到達した地点から見える範囲で水深は約35m。
2019年3月

稲積水中鍾乳洞ダイビングエリアとして一般開放

2019.3.23/開世通商様のご厚意により広く一般開放された。
2019年5月

第五次.稲積水中鍾乳洞.新洞調査

2019.5.26/PM20:00より調査開始。先週までの雨の影響でかなり濁ってはいるが、稲積水中鍾乳洞最大水深を更新することができた。今まで本洞最奥部手前44mと思われていた最大水深は今回到達した新洞最奥部46mである。まだまだ先は続いている。
2023年3月

第6次.稲積水中鍾乳洞.新洞単独調査

2023.3.21/Cave Diverの常連さんとFUN Diveの予定だったが急遽FUNの前に単独にて支洞経路調査に行った。前回から3年が経過しており細いラインが切れて絡んでいる個所が多くなかなか思うように進めない。なんとか前回のラインエンド水深47mまで来れた先に進むには少々予定時間が迫っていたため進む方向のみを確認し戻ることにした。経路は下に伸びる狭い穴と4mほど上がると横に行ける経路らしき暗闇が見えた。現在張っているラインでは梅雨時期の大雨でまた切れるであろう。次回は少し太めのラインを支道入り口からではなく難易度が高くなる個所から引こう。支洞入り口から約20mの所までは現在のラインで切れることが無いのでそこからギャップして進むようにしよう。
2023年11月

第7次.稲積水中鍾乳洞.新洞単独調査

前回3月に行ったときは途中のラインがかなり痛んでいたため新たな経路を進む事が出来ず46mからの経路の確認のみになっていましたが今回は少しだけ先へ進むことができました。 今回も途中のラインが切れている所が多く修理しながら進むため思うようには進めていませんが、上方向に伸びていたと思っていた経路は無く、下方向への経路を進むことに。方向的にはコンパスを持って行かなかったため感覚でしかないのですが突き当たった壁の前回のラインエンドから左に回り込むように進み下方向へ降ります。くねくねと下方向へ降りた感じで洞を形成している壁は石灰岩ではなく触ると崩れる泥。水深56m前を見ると奇麗な地層が鮮やかな壁、5mほど下から右方向へさらに降っている。見える範囲で60mは優に超えている。ここまで今回確認することができました。 阿蘇山の噴火で形成されたとされる稲積水中鍾乳洞。 鍾乳洞の水は阿蘇外輪山からの地下水脈が稲積水中鍾乳洞に噴き出ているともいわれる。そうだとしたら現在調査中のこの水中洞窟には終わりはないのでは・・・   本洞とされるメインに進んでいた洞窟は奥で上昇し終わりのような感じだが、支洞とされるこの経路は吹き出してくる水流も強く洞は下へ下へと続いている。

 

2019年3月23日.開世通商株式会社様のご厚意により一般のお客様、またダイバーの方々に広く開放して頂ける運びとなりました。国内において現在Fresh waterでの調査目的以外でCave Divingが行える場所はここ稲積水中鍾乳洞のみとなります。一般のお客様向けの体験ダイビングcourseからダイバー向けの体験cavern course、本格的なCaveDiver course、cavern,cave FUN Diveまで国内では開催不可能だったコースの開催が可能になりました。水温は年間通して16℃。シーズンにより透明度は異なります。自然相手のレジャーのため、急な増水、透明度悪化でダイビング不能な場合もありますのでご了承ください。

 


  Inazumi Cave diving course – 稲積水中鍾乳洞ダイビングコース

 

此方のページでは何方でも気軽にお楽しみいただける鍾乳洞体験ダイビング、ダイバー様向けのカヴァーン体験ダイビング、本格的なCaveダイビングや最先端CCR(クローズドサーキットリブリーザー)Cvaeダイビングの紹介をさせていただきます。

 

下記アイコンより各リクリエーショナルダイビング、テクニカルダイビングコース、稲積ダイビングログ詳細ページへジャンプします。

 

10歳のお子様から何方でもご参加いただけます。鍾乳洞で体験ダイビングが楽しめるのは国内ではここだけ!
ダイバー様限定、カヴァーン体験ダイビング!冒険心くすぐるOWにはない魅惑の世界、ぜひ一度ご体感ください。
Cave Divingは古くから行われており、レクリエーショナルダイビングの原型となっている
カナロア ダイビングログより稲積水中鍾乳洞でのダイビングの様子を発信しております。

  • 所在地:〶 879-7263 大分県豊後大野市三重町大字中津留300番地
  • アクセス車:大分市内よりR10~犬飼町R326~三重町より15km
  • アクセス:豊肥本線 三重町駅下車~三重町駅からタクシーで約20分。
  • 稲積水中鍾乳洞HP-アクセスページ:http://www.inazumi.com/access/index.html


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